研究分担者 |
竹中 均 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (90273565)
関戸 明子 群馬大学, 教育学部, 准教授 (50206629)
島津 俊之 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (60216075)
遠城 明雄 九州大学, 大学院・人文科学府, 教授 (00243866)
中島 弘二 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (90217703)
荒山 正彦 関西学院大学, 文学部, 教授 (70263184)
宮田 眞治 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (70229863)
前川 修 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 准教授 (20300254)
福田 珠己 大阪府立大学, 人間社会学部, 准教授 (80285311)
加藤 政洋 立命館大学, 文学部, 准教授 (30330484)
森 正人 三重大学, 人文学部, 准教授 (10372541)
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研究概要 |
本研究では,「郷土」という表象が,いかにして近代の日本において受容ないしは導入され,国民の地理的想像力のなかで確固とした実在物として自明化されていったのか,さらに「郷土」表象をめぐる実践が,どのようなかたちで展開していったのか,これらの主題について検討を行った。その結果,文部省における郷土表象の近代的制度化が明らかにされ,郷土教育の実践においてどのようなカリキュラムでどのような教材が使用されていたか,また他の郷土関連のイベントや博物館等の施設の設置・普及,また民芸運動やツーリズムの展開などとどのように連関していたのか,さらには市民共同体での表象の位相など,多角的な局面から明らかにすることができた。
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