• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

学士課程教育のアウトカム評価とジェネリックスキルの育成に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19330190
研究機関関西国際大学

研究代表者

濱名 篤  関西国際大学, 教育学部, 教授 (90198812)

キーワードジェネリックスキル / コンピテンシー / アウトカム評価 / 学士課程教育 / 学習到達目標
研究概要

本研究では、大学卒業者が卒業時点において社会で共通して求められる能力・態度・価値観等々の習得を目指す概念であり、高等教育の成果指標として有効性が論じられているジェネリックスキルの育成に注目し、その修得についてメカニズムと具体的な育成方法を明らかにすることをねらいとしている。この目的の下、2年目は、海外訪問調査、国内大学訪問調査、国内の大学を対象とした質問紙調査を中心に研究を進めた。その研究成果として、第1に、海外訪問調査については、アメリカの大学訪問調査を行い、教育内容だけでなく教育方法や評価方法と連動した教育プログラムを組織的に開発している事例について情報収集を行うことができた。第2に、国内大学訪問調査については、10大学程の大学を対象として、ジェネリックスキル育成に係る効果的な教育内容・方法の具体的な取り組みに関する情報収集を行うことができた。第3に、質問紙調査については、予備調査として、学生本人、友人、教員の三者が当該学生をどのように評価しているのかに関して予備調査を実施し、ジェネリックスキルの測定方法の可能性を探ることができた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] オーストラリア高等教育におけるラーニングアウトカム重視の質保証2009

    • 著者名/発表者名
      杉本和弘
    • 雑誌名

      比較教育学研究 第38号

      ページ: 132-144

  • [雑誌論文] 中教審答申の中での「教養」2009

    • 著者名/発表者名
      濱名篤
    • 雑誌名

      世界思想 36号

      ページ: 31-34

  • [雑誌論文] 国際的な『質』を追求する留学大国オーストラリア2008

    • 著者名/発表者名
      杉本和弘
    • 雑誌名

      週刊東洋経済 2008年10月18日号

      ページ: 96-98

  • [学会発表] オーストラリア高等教育におけるアウトカム重視の質保証2008

    • 著者名/発表者名
      杉本和弘
    • 学会等名
      日本比較教育学会第44回大会公開シンポジウム
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      20080600
  • [学会発表] アウトカム評価におけるジェネリックスキルの位置づけ2008

    • 著者名/発表者名
      吉原惠子, 杉本和弘, 末冨芳
    • 学会等名
      日本教育社会学会第60回大会
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2008-09-20

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi