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2009 年度 実績報告書

学士課程教育のアウトカム評価とジェネリックスキルの育成に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19330190
研究機関関西国際大学

研究代表者

濱名 篤  関西国際大学, 教育学部, 教授 (90198812)

キーワードジェネリックスキル / コンピテンシー / アウトカム評価 / 学士課程教育 / 学習到達目標
研究概要

本研究では、大学卒業者が卒業時点において社会で共通して求められる能力・態度・価値観等々の習得を目指す概念であり、高等教育の成果指標として有効性が論じられているジェネリックスキルの育成に注目し、その修得についてメカニズムと具体的な育成方法を明らかにすることをねらいとしている。この目的の下、3年目は、国内の大学を対象とした質問紙調査、海外の研究者を招聘しての国際ワークショップの実施、海外訪問調査を中心に研究を進めた。その研究成果として、第1に、質問紙調査については、国内の複数大学を対象として、学生本人、教員の二者が当該学生本人をどのように評価しているのかに関する調査を実施し、場面に応じたジェネリックスキルの測定方法の可能性を探ることができた。第2に、国際ワークショップについては、アメリカでジェネリックスキルおよび教育プログラムの開発・評価に携わっている研究者を招聘して、学士家庭教育のアウトカム評価とジェネリックスキルの育成の先駆的方法に関するワークショップを開催し、貴重な示唆を得ることができた。第3に、海外訪問調査については、アメリカの大学訪問調査を行い、教育内容だけでなく教育方法や評価方法と連動した教育プログラムを組織的に開発している事例について情報収集を行うことができた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] アメリカ高等教育におけるラーニングアウトカム評価の現状と課題-アクレディテーション団体CCSACSの「Quality Enhancement Plan」を中心に-2010

    • 著者名/発表者名
      吉田武大
    • 雑誌名

      関西国際大学紀要 11号

      ページ: 63-64

  • [学会発表] ジェネリックスキル評価調査から見る学士課程教育の位相-学生はどこで何を身につけているか-2009

    • 著者名/発表者名
      濱名篤、吉原恵子
    • 学会等名
      日本教育社会学会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      20090900
  • [学会発表] ジェネリックスキルの習得とその評価手法の探索的研究-自己評価・他者評価の可能性-2009

    • 著者名/発表者名
      杉谷祐美子、香川順子、白川優治
    • 学会等名
      日本高等教育学会
    • 発表場所
      長崎大学
    • 年月日
      20090500

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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