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2007 年度 実績報告書

転換期における日本の修士課程教育の質保証と国際通用性

研究課題

研究課題/領域番号 19330192
研究機関独立行政法人大学評価・学位授与機構

研究代表者

橋本 弘信  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 教授 (10016131)

研究分担者 瀧田 佳子  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 教授 (40154950)
中原 一彦  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 教授 (70101095)
六車 正章  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 教授 (00321597)
角田 敏一  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 教授 (70034402)
吉川 裕美子  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 教授 (80282903)
キーワード比較研究 / 高等教育 / 理工学系大学院 / 修士課程 / 学位システム / 比較教育学
研究概要

平成19年度は、大学院で取得できる学位ついての基礎研究を進めるとともに、学位システムが変容する中で多様化している修士の学位の実態を把握する予備的な調査を行った。とくに、理工学系大学院における修士の学位を取得する際の修了に関する要件を中心に調査した。工学系大学院における、国内外の実態について、教育・研究指導のシステム、学修到達目標、学位論文申請の要件、学位審査のシステム、合否判定の基準、審査の手続等を中心に、アンケート項目を検討した。
研究部の理工学系教員による、国際会議等の集会を利用した大学教員との面談をもとに、修士の修了要件に関するアンケートを作成し、大学評価・学位授与機構の学位審査の専門委員を中心に予備的なアンケートを実施した。具体的には、日本糖質学会年会(2007年8,月、福岡)およびヨーロッパ糖質科学集会(2007年9月、リューベック)に参加した国内外の大学教員との面談により、アンケ「ト調査の項目を整理した。これをもとに修士の修了要件に関するアンケートを作成し、大学評価・学位授与機構の学位審査の専門委員を中心に50の及ぶ大学の学科・専攻等に関しての予備的なアンケートを実施した。さらに国内の大学では、烏取大学、名古屋大学、岐阜大学の訪問調査、国外ではイギリスのインペリアルカレッジ、イタリアのナポリ大学、ドイツのミュンヘンエ科大学の訪問調査を実施した。とくにドイツの大学としては、エリートプログラムにも選抜されているミュンヘン工科大学については、新たに導入したマスターの学位と従来のディプロムの学位との併用の実態についての資料を入手し、ボロニヤ宣言に基づき2010年をマイルストンとする大学院改革を進めているヨーロッパにおける改革の実態の解析を進めている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 高等教育システム改革における学位研究の意義-学位の機能変容と学位授与機構の役割に注目して2008

    • 著者名/発表者名
      濱中 義隆
    • 雑誌名

      大学評価・学位研究 No.7

      ページ: 1-16

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 専門科目名のリストを利用した学位授与事業のための科目分類支援システムの評価2007

    • 著者名/発表者名
      宮崎 和光, 他
    • 雑誌名

      大学評価・学位研究 No.6

      ページ: 25-42

    • 査読あり
  • [学会発表] Measuring the Un-Flatness of Cross-Border Higher Education:Implications of the US Experience2008

    • 著者名/発表者名
      森 利枝
    • 学会等名
      2008 APQN Conference and AGM
    • 発表場所
      千葉県幕張メッセ
    • 年月日
      2008-02-21

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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