研究概要 |
本研究課題では,国外の研究者との連携の下,推進してきた研究プロジェクト・「学習者の観点からみた授業研究」(Learner's Perspective Study)において開発してきた研究方法論を用いて,「文化的営み」としての授業の本性を探り,よりよい授業に向けての改善の指針を得ようとするものである。そのために,小学校段階での算数科における一連の授業系列(例えば10単位時間以上継続して実施されている「単元」)のなかでの学習者である児童の立場からみた授業の分析を,授業データ,インタビューデータの分析を通して行うことを目的としている。
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