研究課題
基盤研究(B)
東南極リュツォ・ホルム湾沖の南大洋の生物生産量は氷期に低下し間氷期に増加する.しかし,約43万年前より前の間氷期では生物生産が抑制されていた.この時代はmid-Brunhes event(MBE)として近年注目されている気候システムの変換期に相当し,MBE以前の南大洋は海氷が夏季でも融解しない環境であった.また,コンラッド海台南西斜面には巨大砂丘様ベッドフォームであるマッドウェーブが存在し,海底下の反射面にも同様の構造が認められることから,これらは南極環流によって形成されたドリフト堆積体である.
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http://www.kochi-u.ac.jp/marine-core/Members_HP/ikehara/Lab_j/research/kibanB/