研究概要 |
脱メチル化剤を培養細胞に投与し、発現が回復するマイクロRNAをエピジェネティックな因子による発現制御を受けるマイクロRNA候補とし、解析を行った.対象とした培養細胞は、食道癌由来、肝細胞癌由来、大腸癌由来の培養細胞.hsa-mir-26b,517a, 372, 373, 519, 520gに注目し、細胞増殖能を変化させることを明らかにした.一部のマイクロRNAにおいて、プロモーター領域の異常メチル化を明らかにし、異常メチル化により発現が制御され、癌細胞の増殖に関与することが明らかになった.
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