研究課題
基盤研究(B)
心臓に発現するアデニル酸シクラーゼサブタイプの生理的意義を、ノックアウト動物などの遺伝子操作、サブタイプ特異的作動薬などの薬理学的手法を用いて、心機能制御に及ぼす影響を中心に検討した。とくに近年になってcAMPシグナルの新しい下流蛋白として同定されたEpacと呼ばれる制御蛋白を中心にアデニル酸シクラーゼサブタイプとの連関を中心に検討した。本申請は、心機能の最大の制御メカニズムである自律神経調節の分子メカニズムの解明であり、交感神経刺激は心機能の最大の調節因子であることは数十年にわたって認識されてきたが、本研究によって、その分子メカニズムがcAMPによるシグナルネットワークの制御として解明されつつある。
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