研究課題
基盤研究(B)
本研究では、政治的・宗教的・民族的対立およびそれらが原因と見られる明示的な紛争のみならず、必ずしも顕在化していない、人々に共有された心理的葛藤をも包含する「地域コンフリクト」という概念に注目している。過去に地域コンフリクトを経験した地域において、その記憶が人々のどのような心性を形成しているのか、またそれがどのようなアイデンティティになっているのかを分析することに主眼を置く。このことによって、地域コンフリクトの緩和がどのような「共生の知」につながっていきうるのかを明らかにすることを目的としている。研究代表者を含む8人でフィリピン調査班(主任:横山)、ベトナム調査班(主任:伊藤)、インドネシア調査班(主任:金)、理論班(主任:木村)を構成し、それぞれ分担しながら調査検討を進めている。
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Sharing the Commons : Resolving the Tragedy of the Commons through Collaborative Management of Coastal Commons at Kedonganan Village Bali.(Kyosei Studies) 3(1)
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人間文化(滋賀県立大学) 25
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http://info.ibaraki.ac.jp/scripts/websearch/index.htm