研究課題/領域番号 |
19402020
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 |
研究代表者 |
武藤 幸治 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 教授 (10341611)
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研究分担者 |
小野沢 純 拓殖大学, 国際学部, 教授 (10169344)
近藤 まり 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 准教授 (60412805)
DAHLAN Nariman 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 上級講師 (10369150)
PORTER Edgar 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (70435171)
A Mani 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (40331102)
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キーワード | イスラーム / 金融 / 無利子金融 / 東南アジア / 利用者選好 / 経済学 / 研究者交流 |
研究概要 |
調査モデル開発 マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピンのアジア4力国を対象にしたイスラーム金融選好に関する実態調査を20年度に実施すべく、調査モデルの開発(質問項目設定、対象者の選択、分析モデル、オンラインシステム開発など実施手法)とイスラム金融普及度に関する現地基礎調査を行った。(フィリピンのミンダナオ地域は治安が回復していないため、マニラ在住研究者を通じて実施すべく協力依頼し、合意を得ている) ネットワーキング 現地調査時には先方研究機関、研究者、中央銀行など政府機関との協力関係構築を目指し協議を行った。また、先行研究例を含む主要文献、資料の収集を行った。 国内においては、中東、南アジア地域のイスラム金融研究者と合同でモデル開発のための研究会を開催、次年度共同実施のための体制を作り上げた。イスラム金融に関する関心は日本においても急速に高まっており、政府、金融機関においても研究会の立ち上げ、シンポジウム開催が少なくない。これらの諸機関との知識、情報交流、共有も新たな課題として取り組んできた。 成果普及 成果発表は、武藤幸治(立命館アジア太平洋大学教授)が、立命館アジア太平洋大学RCAPSにおいて学内発表、国際交流基金主催「異文化理解講座」においてイスラム金融に関する講義を行った。また、A.Mani・立命館アジア太平洋大学教授と武藤幸治がシンガポールについて、"The Development of Islamic Finance and Banking in Singapore"を共同執筆、隔月刊「立命館経済学」に掲載申請中である。
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