• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

モデルを使った事例生成型学習による医用3次元画像の認識

研究課題

研究課題/領域番号 19500160
研究機関中京大学

研究代表者

目加田 慶人  中京大学, 情報理工学部, 教授 (00282377)

研究分担者 鳥脇 純一郎  中京大学, 生命システム工学部, 教授 (30023138)
村瀬 洋  名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (90362293)
北坂 孝幸  愛知工業大学, 経営情報学部, 講師 (00362294)
キーワード医用画像処理 / パターン認識 / 生成型学習 / 病変検出 / セグメンテーション
研究概要

本研究の目的は,医師の経験的な知見と事例からの疾病モデルの記述と,開発したアルゴリズムの医用画像への適用による評価である.医用画像のように限られた画像データや限られた症例(実例)から起こりうる全ての事象に対して適用可能な分類器を作るためには,病変の発生・成長過程に起因する事例の変化と,画像取得条件に起因する事例の変化に対応するための方策を検討する必要がある.
今年度は,少数の事例からより多くのパターンを生成し,その生成されたデータに基づいて分類器を学習する枠組みである,生成型学習のためのパターン生成方法に関して,従来通りの画像空間で生成する方式の検討を進めると共に,特徴空間内での生成に関する議論も進めた,前者については,画像の生成過程で生じる画像の変化要因をさらに詳細に解析し,色空間にて生成を加えることや,物体を撮影した時のカメラの動き情報を加えることで,物体検出のロバスト性が優位に向上することを示した.また,後者に関しては,特徴量空間で画像の見え方の変動を考慮した学習データを作成し,複数の画像に対しての直積空間による距離尺度を採用することで,画像の類似度評価を行う手法を開発した.
以上のことを各種学会にて報告・討論を行った.

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] Recognition of camera-captured low-quality characters using motion blur information2008

    • 著者名/発表者名
      Hiroyuki Ishida
    • 雑誌名

      Pattern Recognition 141

      ページ: 2253-2262

    • 査読あり
  • [雑誌論文] X線CT画像診断支援のための画像処理2008

    • 著者名/発表者名
      目加田慶人
    • 雑誌名

      O PLUS E 130

      ページ: 599-602

  • [学会発表] 色変動を考慮した生成型学習法を用いたカスケード型標識検出器2008

    • 著者名/発表者名
      道満恵介
    • 学会等名
      PRMU研究会
    • 発表場所
      熊本
    • 年月日
      2008-12-19
  • [学会発表] Eigenspace Interpolation for Appearance-Based Object Recognition2008

    • 著者名/発表者名
      Tomokazu Takahashi
    • 学会等名
      ICPR2008
    • 発表場所
      Tampa, FL, USA
    • 年月日
      2008-12-11
  • [学会発表] 生成型部分空開法を用いた車載カメラ映像中路面標示認識2008

    • 著者名/発表者名
      野田雅文
    • 学会等名
      画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2008)
    • 発表場所
      軽井沢
    • 年月日
      2008-07-30
  • [学会発表] 生成型学習とカスケード型識別器による道路標識検出・認識2008

    • 著者名/発表者名
      道満恵介
    • 学会等名
      画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2008)
    • 発表場所
      軽井沢
    • 年月日
      2008-07-29

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2012-09-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi