研究課題
基盤研究(C)
本研究の成果は、大きくは以下の二点を明らかにしたことである。(1)ツバル周辺の海面が上昇傾向にあるかどうかについて確かなことは言えず、ツバルで生じている環境破壊は温暖化によるものではなくグローバル化によるものであるという点。(2)ツバルの人々が現在直面している環境変化にうまく対処するために、人々は、グローバルをローカルに取り込むことで「変化したもの」も「伝統」であると位置づけ、どんな変化もローカルな概念の中で生起していると捉えるローカル中心の独自な適応戦術を用いているという点。
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会報ツバル 36
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会報ツバル 35
三尾編『人類学的比較再考』国立民族学博物館 90
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国際文化学研究 34
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会報ツバル 34
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/staff/yoshioka/tuvalu.htm