研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ステファヌ・マラルメの演劇論を当時の演劇状況および社会・政治状況のうちに置き直し、新たな視点からの読解を試みた。具体的には、同時代の劇評家たちの評言と突き合わせ、また批評対象となった作品を実際に読み、新聞・雑誌等に掲載された版画等の補助資料も用いながら、舞台を観る詩人のまなざしの特異性を明らかにしようとした。これと並行して、19世紀末パリで上演された芝居の基礎情報とマラルメが「演劇に関する覚え書」で採り上げている作品を論じた他の劇評の電子化を行い、データ・ベースを構築した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (4件) 図書 (1件) 備考 (2件)
EBOK 第22号
ページ: 157-179
大阪音楽大学研究紀要 第47号
ページ: 25-41
関西フランス語フランス文学 第14号
ページ: 80-91
大阪音楽大学研究紀要 第46号
ページ: 55-71
http://www.geocities.jp/mal_archives/