研究課題
基盤研究(C)
頂点作用素代数Vの表現を調べるために, 高次Zhu代数と呼ばれる非可換環上の加群をVの表現に持ち上げる際に用いられる加群の表現論的な構成方法を考案した。また, 頂点作用素代数のフィルター付けやリーマン面上の共形場理論の構成に必要となる複素幾何的な諸結果を整理し, 一定の知見を得た。さらに, 共形デザインの概念と頂点作用素代数の対称性との関係を論じ, 頂点作用素代数の更なる研究への手がかりを得た。
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Inventiones Mathematicae 169
ページ: 219-320