研究課題
基盤研究(C)
正定値実対称行列のなす錘上で,算術的最小関数と被約行列式の商により定義される関数をエルミート関数とよぶ.この関数の最大値の決定は,球を規則正しくできるだけたくさん詰め込む方法,いわゆる格子球充てん問題の最大密度の決定と同値である.この研究では,エルミート関数の極大値を記述するボロノイ理論の幾何的・数論的拡張を与え,シンプレクティック群に対する一般エルミート定数,及びランキン-エルミート定数の値を決定した.
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Contemporary Mathematics, American Mathematical Society 493
ページ: 399-408
J. Th. Nombres Bordeaux (印刷中)