研究概要 |
Galois分岐被覆の存在・構成に関する研究およびザリスキ・ペアに関する研究を行った.まず,E.Artal Barolo, J.-I.Cogolludoとともに2007年以前までのザリスキ・ペアに関する主要な研究成果・手法について,サーベイを著した(このサーベイには新たな知見も含まれている)後,(1)versal Galois被覆と2次元クレモナ群に関する研究,(2)non-Galois3次被覆に関する研究(Zariskiの例の一般化,引き戻し構成法),(3)2次被覆の分解曲線とそのザリスキ・ペアへの応用に関する研究を行った.
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