研究課題
基盤研究(C)
集合論においては、小さな無限集合が持ちうる組合せ論的性質が非常に興味をもたれている。特に最小の非可算基数が飽和イデアルを持つようなモデルの存在を示したKunenの結果は非常に重要である。Kunenのモデルの構成法は、本質的に帰納的なものであった。本研究では、Kunenと同様のモデルを明示的に構成することに成功した。さらに、その手法を発展させることにより、いわゆる3組に対するChang予想が成立する新しいモデルも構成することができた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
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