研究課題
基盤研究(C)
数理生物学に現れる人口動態モデルである非線形楕円型境界値問題の正値解の存在及び多重性を変分法と分岐理論を用いて示した.特に,分岐理論を援用して得た結果では,生物の条件的生存を導くアレー効果を示唆する分岐曲線の存在を示すことができた.また並行して,線形化固有値問題の主固有値を考察することによって,内包する係数に関する分岐点の依存性を調べ,分岐点が発散するための必要条件と十分条件を精密に与えた.
すべて 2010 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (6件)
NoDEA (印刷中, 2010年出版予定)
Rocky Mountain J.Math. (印刷中, 2010年出版予定)
Advances in Differential Equations 12巻
ページ: 1415-1436
Proc.Roy.Soc.Edinburgh Section A 137巻
ページ: 567-579