研究課題
基盤研究(C)
本研究では、作用素環論で取り扱われるあるクラスのフォンノイマン環を、そのエルゴード理論との密接な関係に重点を置きながら解析を行なった。その結果として、作用素環論における余作用の研究が、エルゴード理論における1次コサイクルの研究と完全に一致することを明らかにした。また、エルゴード理論で既に確立された概念を本研究の解析を通して作用素環論の概念に焼き直すことで、作用素環という全く違った角度からの研究が可能になった。
すべて 2007 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 備考 (1件)
Journal of the Mathematical Society of Japan Vol. 59
ページ: 993-1009
Ergodic Theory and Dynamical Systems Vol. 27
ページ: 285-318
Publications of Research Institute for Mathematical Sciences, Kyoto University (掲載決定)
http://www.freewebs.com/yamanouchi/