研究課題
基盤研究(C)
(1)ススキとヨシ以外の茅葺きの材料と構法について、調査を行った結果、関東、関西の米と小麦の二毛作地帯において、小麦ワラ葺きが特に戦後においては一般的に使われていた。(2)稲ワラ葺きは、東北地方特に山形盆地の米の単作地帯において普及し、今日まで受け継がれている。(3)山村においては、カリヤスが中部北陸地方に広く用いられていた。(4)杉皮葺きは、比較的都市部に近い林山業地域において、ススキに代わる材料として、多用されてきた。近代において人工林の拡大に伴って拡大した。
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もくたろ 1巻
ページ: 105-106
ひだまりの茅葺き民家 茨城に見る日本の原風景 1巻
ページ: 112-113