研究課題
基盤研究(C)
ファレノプシスの低温による開花誘導機構をサイトカイニン(CK)とジベレリン(GA)の相互関係から検討した。低温後、腋芽のCK濃度が上昇するとともに腋芽の発育が始まり、その後GA濃度が上昇し花茎が発生した。非開花誘導条件の外生CKとGAの投与は腋芽の開花を誘導し、外生GAの単独施用は頂芽の開花を誘導した。したがって、ファレノプシスの開花はGAによって誘導されることが強く示唆された。頂芽の開花誘導は世界初であり、新奇植物の作出に寄与することから特許出願した。
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