研究課題
基盤研究(C)
エンドモルフィン-2(EM-2 : H-Tyr-Pro-Phe-Phe-NH_2)の配列を基に,Tyr1とPro2を置換した誘導体を合成した。それらの中で,[Dmt^1, D-Pip^2]EM-2は最も強力にmu-オピオイド受容体に結合した(IC_<50>=0.21=nM)。さらにすべての誘導体がmu-アゴニスト活性を示した。[Dmt1,L-Pip2]EM-2はmu-選択的なアゴニストであるのに対して,[Dmt1, Aze2]EM-2はmu-/delta-アゴニスト活性を示すという興味ある結果を得た。溶液中で[Dmt1, Aze2]EM-2はcis-trans体が共存しており,cis体が優位に存在していた。cis体では折れ曲がり構造が多く観察され,生物学的活性を示す化合物のコンフォメーションについてさらに検討中である。
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