研究概要 |
ARIX,PHOX2B,KIF21Aの3種類の遺伝子の塩基配列変化を分析し、ARIX153Gの多型変化が上斜筋麻痺発症の遺伝的危険因子である可能性を明らかにした。CCDビデオカメラを頭部に搭載した眼球運動計測システムを用いて計測した頭部傾斜で誘発される静的眼球反対回旋の振幅とBielschowsky頭部傾斜試験の関係を解析し、上斜筋機能がBielschowsky頭部傾斜現象ではなく、患側頭部傾斜と正面位の上下偏位の差に反映されることを明らかにした。Bielschowsky頭部傾斜現象が上斜筋の最大断面積サイズで説明でないことを磁気共鳴法撮像を用いた解析で明らかにした。
|