• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

認定看護師教育におけるポートフォリオを導入した教育支援プログラム

研究課題

研究課題/領域番号 19592451
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

星野 純子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (00320672)

研究分担者 筑後 幸恵  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (60310512)
キーワード看護学 / 認定看護師教育 / 緩和ケア / ポートフォリオ
研究概要

本研究は緩和ケア認定看護師教育におけるポートフォリオ導入による教育支援プログラムの開発を目的としている。今回は、前年度の結果をもとにポートフォリオガイドを作成し、実践した。
その構造は、まず、入学時に(1)1年後の認定看護師像を思い描く(2)なりたい自分に近づくための目標を立てる(3)自己と組織をみつめる(4)自分の課題を克服するための計画を立てるという4つのシートを作成する。そして、座学中心の3ヶ月間は目標達成に向けて実践する。その内容は、(1)実践および1週ごとの振り返り(2)他者との共有として、教室にポートフォリオを置き、開示する。さらにクラスメイトや教員が自由に閲覧し、メッセージを送りあう(3)後半の実習に向けて目標を設定する(4)3ヶ月経った時点での自己の目標の達成度について発表する。その後の実習期間においては、実習に向けての実践・振り返りをし、最終的に自己の成長のまとめとして、成長エントリーおよび認定看護師としての活動計画書を作成する。なお、この6ヶ月のプログラムの中に、教員との面接が4回組まれている。
この教育支援プログラムを平成20年度入学生20名に実践した。成長エントリーにおける学びを分析した結果、【内省により自己を承認】【専門的知識・技術の習得】【自己教育力の向上】【他者への肯定的評価】【組織で活動する自己をイメージ】の5つのカテゴリーが抽出された。現在、この結果をふまえ、さらなる内容の精選および教育方法の構造化を構築しているところである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 緩和ケア認定看護師教育におけるポートフォリオの効果2008

    • 著者名/発表者名
      筑後幸恵
    • 学会等名
      日本看護学教育学会第18回学術集会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      2008-08-03

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi