ハイパーパラメータ選択のための情報量規準の漸近的特性

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19700265
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 統計科学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 柳原 宏和 広島大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (70342615)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• キーワード: モデル選択 / 情報量規準 / 罰則付き尤度 / バイアス補正

研究概要

leave-one-out CV規準からleave-k-out CV規準までを重みを付けて足すことによりCV規準のバイアスをO(n^<-2k>)に減らしたバイアス補正CV規準と,ジャックナイフ法でバイアスを評価することでバイアスをO(n^<-3>)に減らしたバイアス補正CV規準を提案した.さらに,正規性を仮定した多変量リッジ回帰におけるリッジパラメータの選択ためのC_p規準において,バイアスを完全に除去したC_p規準を提案した.

研究成果

• [雑誌論文] An unbiased Cp criterion for multivariate ridge regression (2010)
  • 著者名/発表者名: Yanagihara, H., Satoh, K
  • 雑誌名: Journal of Multivariate Analysis Vol.101 ページ: 1226-1238
  • 査読あり
• [雑誌論文] 多変量一般化リッジ回帰におけるリッジパラメータ最適化のためのバイアス補正Cp規準 (2009)
  • 著者名/発表者名: 柳原宏和・永井勇・佐藤健一
  • 雑誌名: 応用統計学 38巻 ページ: 151-172
  • 査読あり
• [学会発表] 多変量一般化リッジ回帰モデルにおけるリッジパラメータ最適化法の比較 (2009)
  • 著者名/発表者名: 永井勇・柳原宏和・佐藤健一
  • 学会等名: 2009年度統計関連学会連合大会
  • 発表場所: 同志社大学
  • 年月日: 2009-09-09
• [学会発表] Bias corrections of cross-validation criterion (2009)
  • 著者名/発表者名: Yanagihara, H
  • 学会等名: 2009年度統計関連学会連合大会
  • 発表場所: 同志社大学
  • 年月日: 2009-09-07
• [学会発表] Simple bias-corrected cross-validation criterion (2009)
  • 著者名/発表者名: Yanagihara, H
  • 学会等名: The 2009 Joint Statistical Meetings
  • 発表場所: Walter E. Washington Convention Center USA (Poster Session)
  • 年月日: 2009-08-03
• [学会発表] 多変量一般化リッジ回帰モデルにおけるリッジパラメータの選択法 (2008)
  • 著者名/発表者名: 永井勇・柳原宏和・佐藤健一
  • 学会等名: 2008年度統計関連学会連合大会
  • 発表場所: 慶応大学
  • 年月日: 2008-09-08
• [学会発表] Modified Cp in multivariate ridge regression (2007)
  • 著者名/発表者名: Satoh, K., Yanagihara, H
  • 学会等名: East Asia Regional Biometric Conference 2007
  • 発表場所: University of Tokyo (Poster Session)
  • 年月日: 2007-12-10
• [学会発表] クロスバリデーション規準の簡単なバイアス補正法 (2007)
  • 著者名/発表者名: 柳原宏和
  • 学会等名: 2007年度統計関係学会連合大会
  • 発表場所: 神戸大学
  • 年月日: 2007-09-08
• [備考]
  • URL: http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/~yanagi/