研究課題
若手研究(B)
胚や胎児の道徳的地位を問題にして、胚や胎児を医学研究や難病患者の治療に利用することを禁止すべきだという議論がある。しかし、現実には余剰胚は廃棄され、人工妊娠中絶も実施され、中絶胎児は廃棄されている。では、胚や胎児の利用を禁止すべきだという主張を現実的なものにするためには、どのような議論を組み立てていけばよいのだろうか。これを明らかにするために、スイスの生殖医療法改正の動向や、中絶胎児の研究利用を容認したスイス移植法および人体研究法の議会審議の状況などを調査した。
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福井工業高等専門学校研究紀要人文・社会科学 第42号
ページ: 13-49
http://hdl.handle.net/10461/4686
福井工業高等専門学校研究紀要人文・社会科学 第41号
ページ: 1-12