研究課題
若手研究(B)
アメリカは、沖縄を円滑に統治するために、沖縄の保守勢力を「コラボレーター(協力者)」として育成した。他方、沖縄の保守勢力にとって、アメリカの「コラボレーター」となることは、多くの住民が米軍の沖縄統治に反発するなかで、政治的なリスクを伴うものであった。だが、沖縄の保守勢力は住民から一定の支持を得続けてきたのであり、アメリカの「コラボレーター」になるという選択は権力を維持するうえで一定の効果があったといえる。
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沖縄法政研究 第12号
ページ: 151-161