研究課題
若手研究(B)
フォンノイマン環の量子群の作用を双対作用による解析を行った。その結果、真無限型フォンノイマン環上の群Kの余作用について、その像がKの閉部分群Hに含まれるものとコサイクル同値になることが、双対作用が群Hの誘導作用によって表されていることと同値であることが判明した。また、測度空間上の部分同値関係に関する通約性を用いることにより、群から決まるヘッケ環の概念を測度空間の同値関係から決まるフォンノイマン環へと拡張することに成功した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件)
Publ.RIMS Kyoto Univ. 46巻
ページ: 607-667
Tokyo Journal of Mathematics 30巻
ページ: 311-324