研究課題
若手研究(B)
非線形系の拡散現象は、物理学、化学、生物学、さらに近年は金融工学上のモデル等、多くの分野で現れる。それらの中には、急激な状態変化が狭い領域に集中する界面と呼ばれる局在構造が現れて、この界面の示す振る舞いを理解することが非線形現象を解明する上での鍵になることが数多くある。進行波解はこの界面を構成する特殊解である。本研究では、非線形拡散現象における界面と進行波のダイナミクスについて数理的な解析を行った。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences Vol.45
ページ: 955-979
ページ: 925-953
京都産業大学論集. 自然科学系列 Vol.38
ページ: 1-10