研究課題
若手研究(B)
今回われわれはヒト歯髄細胞およびマウスの象牙芽細胞において、温度感受性イオンチャネルTRPM8が発現していることを遺伝子レベル、タンパクレベルで確認した。また、象牙質歯髄複合体モデルとしてラットの切歯の薄切切片を用いて、象牙芽細胞にTRPM8が発現していることを明らかにした。このことから象牙芽細胞が感覚受容体として機能し近接する末梢神経に痛覚を伝えることにより、象牙質知覚過敏症に関わっている可能性を示すことが出来た。
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