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2020 年度 研究成果報告書

地域高齢者の認知機能低下に対する趣味および仕事の影響の性差に関する前向き縦断研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H00028
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1160:社会学、心理学およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

堀本 真以  金沢大学, 医学系, 臨床心理士研究員

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 
キーワード認知症予防 / 地域高齢者 / 趣味 / 仕事 / 女性
研究成果の概要

本研究では、地域高齢者の認知機能の経年的変化に対する趣味および仕事の影響の性差を明らかにすることを目的とした。2016~2017年(ベースライン)に脳健診を受診した地域在住高齢者について、2021年に追跡調査(フォローアップ)を実施した。認知機能検査(MMSE)と趣味および仕事の有無の質問を再実施し、欠損値のない122名(男性51名、女性71名、平均年齢71.2±6.9歳)について、縦断的に解析を行った。女性において趣味があることにより将来の認知機能低下を防ぐ可能性が示唆された。一方、仕事の有無による将来の認知機能低下への影響は明らかとはならなかった。

自由記述の分野

心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢化が進展とともに認知症の増加が社会問題となっている。また、認知症は男性に比べて女性により多いとされる。女性の地域高齢者において生活スタイルの選択という極めて身近なテーマが認知症予防につながると明らかになったことは意義深い。

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公開日: 2023-01-30  

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