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2020 年度 実績報告書

現代若者の再帰的ライフスタイルの諸類型とその成立条件の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19H00606
研究機関東京学芸大学

研究代表者

浅野 智彦  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00262220)

研究分担者 辻 泉  中央大学, 文学部, 教授 (00368846)
牧野 智和  大妻女子大学, 人間関係学部, 准教授 (00508244)
二方 龍紀  清泉女学院短期大学, その他部局等, 講師 (20722549)
久保田 裕之  日本大学, 文理学部, 教授 (40585808)
岩田 考  桃山学院大学, 社会学部, 教授 (60441101)
木村 絵里子  日本女子大学, 人間社会学部, 助教 (60710407)
妹尾 麻美  同志社大学, 文化情報学部, 助教 (60802064)
羽渕 一代  弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (70333474)
木島 由晶  桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (80513176)
小川 豊武  昭和女子大学, 人間社会学部, 講師 (80796079)
寺地 幹人  茨城大学, 人文社会科学部, 准教授 (90636169)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード大学生 / 文化 / 親密性 / 自己意識 / 社会意識 / メディア利用
研究実績の概要

(1)2020年度から2021年度にかけて遂行した研究の中心は、全国の大学生を対象とした調査の実施とその分析、またそれをもとにした学会での報告と論文の発表である。前年度(2019年)から準備を進めていた大学生を対象とした調査(2022年度に予定している全国調査の予備調査に当たるもの)を2020年9月から10月にかけて実施した。データのクリーニングを経て、研究代表・分担者・連携研究者が2021年3月以降に分析を行った。この成果は、2021年度の日本社会学会大会において報告され、また自己意識に関わる分析は論文として発表された。
(2)大学生調査は、文化行動、親密性、メディア利用、自己意識、社会意識などの領域に及び、それぞれにおいて今日の大学生のあり方がどのようであるのか、基本属性(性別、年齢、階層、大学所在地)などをコントロールして分析を行った。
(3)この成果を踏まえて、複数回の研究会を持ち、2022年の全国調査の調査票を検討した。調査票はほぼ完成に近い状態にある。検討のための会合は、1回は対面で行えたものの、他の会合はコロナの感染状況にかんがみて、オンラインで行わざるを得なかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

大学生調査の分析結果を踏まえて、2022年の全国調査の調査票を作成するという計画であり、おおむねこの計画通りに進捗している。コロナ禍で会合を持ちにくい期間が長かったが、必要に応じてオンラインでの会合で代替した。

今後の研究の推進方策

2022年の全国調査が計画全体の中心である。調査票はほぼ完成しており、委託する調査会社の選定、調査の実施に入る直前まで来ている。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2022 2021 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 大学生における自己の多元化とその規定要因2022

    • 著者名/発表者名
      浅野智彦
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要. 人文社会科学系. II

      巻: 73 ページ: 119 - 133

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 『non-no』の恋愛文化――現在を対象化するために2021

    • 著者名/発表者名
      木村絵里子
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 49 ページ: 91-100

  • [学会発表] 大学生の生活と意識2020(1)――親学歴は子の大学ランクに影響を与えるのか?2021

    • 著者名/発表者名
      妹尾麻美・木村絵里子
    • 学会等名
      日本社会学会第94回大会
  • [学会発表] 大学生の生活と意識2020(2)――再帰性はアイデンティティ資本になりうるのか?2021

    • 著者名/発表者名
      牧野智和
    • 学会等名
      日本社会学会第94回大会
  • [学会発表] 大学生の生活と意識2020(3)――「努力」のコスパを重視するのはどのような大学生か?2021

    • 著者名/発表者名
      寺地幹人
    • 学会等名
      日本社会学会第94回大会
  • [学会発表] 大学生の生活と意識2020(4)――趣味は情報選択に違いをもたらすのか?2021

    • 著者名/発表者名
      木島由晶
    • 学会等名
      日本社会学会第94回大会
  • [学会発表] 大学生の生活と意識2020(5)「メディアの再帰的利用」を行うのは、どんな大学生か?2021

    • 著者名/発表者名
      二方龍紀
    • 学会等名
      日本社会学会第94回大会
  • [学会発表] 大学生の生活と意識2020(6)――再帰的な友人関係は「濃密」で「希薄」か?2021

    • 著者名/発表者名
      小川豊武
    • 学会等名
      日本社会学会第94回大会
  • [備考] 青少年研究会

    • URL

      http://jysg.jp/

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公開日: 2022-12-28  

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