• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

現代若者の再帰的ライフスタイルの諸類型とその成立条件の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19H00606
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分8:社会学およびその関連分野
研究機関東京学芸大学

研究代表者

浅野 智彦  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00262220)

研究分担者 辻 泉  中央大学, 文学部, 教授 (00368846)
牧野 智和  大妻女子大学, 人間関係学部, 教授 (00508244)
二方 龍紀  常磐大学, 人間科学部, 准教授 (20722549)
久保田 裕之  日本大学, 文理学部, 教授 (40585808)
岩田 考  桃山学院大学, 社会学部, 教授 (60441101)
木村 絵里子  日本女子大学, 人間社会学部, 助教 (60710407)
妹尾 麻美  追手門学院大学, 社会学部, 准教授 (60802064)
羽渕 一代  弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (70333474)
木島 由晶  桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (80513176)
小川 豊武  日本大学, 文理学部, 准教授 (80796079)
寺地 幹人  茨城大学, 人文社会科学部, 准教授 (90636169)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード若者 / 文化 / 親密性 / 自己意識 / 社会意識 / メディア利用 / 世代効果 / 年齢効果
研究成果の概要

16歳から29歳の男女を対象として代表性を考慮したサンプリングを行い、行動と価値観についての調査を行った。また合わせて追跡調査として、30代から50代の男女についても同様の調査を行った。調査は、二つの部分に分かれる。一つは東京都杉並区と神戸市灘区・東灘区を対象範囲として行われた(都市部調査)。もう一つは、全国を対象範囲として行われた(全国調査)。都市部調査は、1992年以来10年ごとに科研費の補助を得て行なってきたものの最新版であり、4回目となる。これによりコーホート間の違い、コーホート内の変化を正確に推測でき、特に都市部に住む団塊ジュニア世代の意識と行動の特性について新しい知見を得た。

自由記述の分野

社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的な意義は、若者のライフスタイル(自己意識・文化行動・親密性・社会意識・価値観等)に再帰性がどのように浸透し、彼らの生活や意識をどのように変えつつあるのか明らかにした点にある。具体的には、第一に、1992年以来10年ごとに行ってきた都市部調査により、コーホート間の変化(世代効果)とコーホート内の変化(年齢効果)を総体として捉えていること。第二に、都市部調査と合わせて全国調査を行い、都市部調査で確認された知見をふまえてより一般化可能な知見を得たこと。このことから本研究は、若者と社会との関係を再構築する上で有用な政策的示唆を与えるという意味で社会的な意義をも有する。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi