• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

多様性を考慮した温熱快適性評価手法に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19H00797
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分23:建築学およびその関連分野
研究機関早稲田大学

研究代表者

田邉 新一  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30188362)

研究分担者 中川 純  早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (60875293)
對馬 聖菜  早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (10801251)
尾方 壮行  早稲田大学, 理工学術院, 次席研究員 (90778002)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード温熱環境 / 熱的快適性 / 人体熱モデル / 生理量 / 心理量 / 波長特性
研究成果の概要

近年、多様性を考慮した温熱快適性・健康性を評価する手法の必要性が高まっている。これを実現するには、体躯、年齢、性別、体質などの個人差や季節差の考慮、睡眠環境、屋外環境、入浴環境などへの適用範囲の拡張、生理量のみではなく、総合的な温熱快適性・健康性を評価する手法の確立などの課題の解決が必要になる。これらの課題に対し、本研究では、1)詳細な生理量調査・測定、2)着衣モデルの開発、3)新たな温熱快適性シミュレータの開発、4)被検者実験データベースの構築、5)非定常環境への応用、の5つの研究項目を進めることで、体温調節数値計算モデルを用いた、総合的な温熱快適性・健康性評価手法を構築した。

自由記述の分野

建築環境・設備

研究成果の学術的意義や社会的意義

オープンソースとして新人体モデルJOS-3公開した。建築環境設備分野以外での活用が行われ、学際的な貢献ができている。Githubで公開後にカリフォルニア大学バークレーのライブラリーに収録された。世界的に利用者が増加した。Google Scholarを利用して、JOS-3を引用している論文を調べると(2024.05.25現在) 、 64本の論文がある。屋外歩行者、非定常環境評価、パーソナル空調、人体への日射影響を計算、着衣内換気の検証、CFDと連成、ステップ温度変化、スポーツアスリート、熱中症評価、複数の体温調節モデルの精度検証などに使用されていることが分かった。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi