研究課題
基盤研究(A)
シクロプロパンによる骨格制御、配座制御の手法を応用し、タンパク質間相互作用を制御する機能性分子創出方法論確立を目指す研究の一環として、αヘリックスミメティクス、環状ペプチド、高活性リードスルー活性分子、高機能核酸などの高分子間相互作用を制御可能な合成機能分子創製を行うものである。シクロプロパンの三次元的多様性に注目したタンパク質間相互作用、タンパク質-RNA相互作用、核酸間相互作用を制御する機能性分子設計、創出の取り組みは、機能性分子設計の方法論をさらに発展・応用拡大するものであり、酵素阻害剤、作用化合物創製等の可能性など、幅広い創薬への寄与が期待される。