研究課題/領域番号 |
19H01241
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
今林 修 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (90278987)
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研究分担者 |
地村 彰之 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 名誉教授 (00131409)
田畑 智司 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 教授 (10249873)
堀 正広 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (20238778)
永崎 研宣 一般財団法人人文情報学研究所, 人文情報学研究部門, 主席研究員 (30343429)
舩田 佐央子 福岡大学, 人文学部, 講師 (40389391)
高口 圭轉 安田女子大学, 文学部, 教授 (50195658)
島 美由紀 (西尾美由紀) 近畿大学, 工学部, 准教授 (50549524)
今尾 康裕 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (50609378)
三宅 真紀 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (80448018)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Dickens Lexicon Digital / Digital Humanities / Charles Dickens / 英語英文学研究 / 山本忠雄 / 英語文献学 |
研究実績の概要 |
本研究の総括者である研究代表者の今林修を中心として、技術面の責任者である研究分担者の永崎研宣の指導の下、以下の研究と作業を行った。コロナ禍の中、対面での研究会が行えなかったので、それぞれの持ち場で個別の研究と作業を行った。 研究分担者の堀正広を中心に、Googleスプレッドシートを用いて、Dickens Lexicon Digitalに入力すべきイディオム表現のデータベースに新たなイディオム情報を逐次追加(研究分担者:高口圭轉、島美由紀、舩田佐央子、研究協力者:池田裕子)し、また、既存のデータの見直しと訂正を継続的に行った。 研究分担者の田畑智司を中心に18世紀(研究代表者:今林修)と19世紀(研究分担者:田畑智司)の小説の電子テキストの追加と既存テクストのチェック(研究分担者:地村彰之)を断続的に行った。特に電子テクストの信頼性と正確性を重視した既存テクストの見直しを行った。 研究分担者の三宅真紀が、統計処理やデータの可視化と文字情報では理解困難な語彙やイディオムに関するDickens Lexicon Digitalの画像データとのリンクの開発可能性を探った。 研究分担者の今尾康裕が、Dickens Lexicon Digitalをネットやサーバーに繋がなくても使用できるstand-alone方式のシステムの開発の可能性を探った。また、Dickens Lexicon Digitalにコンコ―ダンサを組みことができるか、その可能性を探った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2019年度は年4回の研究会(9月3日、9月10日、12月26日、2月24日)を行い、進捗状況を確認しながら、研究を進めたが、2020年度と2021年度はコロナ禍の中、対面での研究会が行えなかったので、イディオム表現のデータベースの情報の追加、18世紀と19世紀の小説の電子テキストの追加と既存テクストのチェック、統計処理やデータの可視化と文字情報では理解困難な語彙やイディオムに関する画像データとのリンクの開発準備、ネットやサーバーに繋がなくても使用できるstand-alone方式のシステムの開発準備などにやや遅れが出ている。
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今後の研究の推進方策 |
本研究の総括者である研究代表者の今林修を中心として、技術面の責任者である研究分担者の永崎研宣の指導の下、研究分担者の堀正広を中心にイディオム表現のデータベースの構築(研究分担者:高口圭轉、島美由紀、舩田佐央子、研究協力者:池田裕子)と研究分担者の田畑智司を中心に18世紀と19世紀の小説の電子テキストの追加と既存テクストのチェックの完了(研究分担者:地村彰之)を行うほか、統計処理やデータの可視化と文字情報では理解困難な語彙やイディオムに関する画像データとのリンクの開発(研究分担者:三宅真紀)、さらにはネットやサーバーに繋がなくても使用できるstand-alone方式のシステムの開発(研究分担者:今尾康裕)を行う。
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