研究課題/領域番号 |
19H01674
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
橋爪 一治 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (70709740)
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研究分担者 |
伊賀崎 伴彦 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (70315282)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 木材加工 / 巧緻技能 / 力覚デバイス / 動作感覚の伝達 / 指導法の開発 / 伝統技能 |
研究成果の概要 |
本研究は,日本の伝統的な木造建築技術等を支えてきた一流の職人の巧緻技能の感覚(視覚や力覚,触覚等)を学習者に与えることにより,あたかも自分自身が熟練者に成り代わって熟練の技を振るっているかのような感覚を体感させながら,技能指導を行う指導法の開発である。 そこで,巧緻技能の解明,技能の巧緻性を評価する評価法の開発,巧緻な感覚を体験させるシステムの構築,指導法の開発を行った。 指導法の開発は,大学生の初心者を被験者として実施した。その結果,指導者による作業動作の評価および作業結果である木材切断面のミクロ的な状況評価から技能の向上が見られた。この結果から本指導法は,効果があることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
教育方法学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,伝統産業に携わる職人の高齢化,後継者不足などが深刻な状況である。このことから,伝統建築等に関わる職人の育成が急務である。しかし,これらの関連技能は徒弟制度の下で長い年月をかけ根気強く獲得するしかない。この養成法は現代の若者にとって受け入れ難く,新規就労者は減少傾向の一途である。このため,伝統建築等を支える技能者養成の在り方の見直しが喫緊の課題である。この解決には,訓練施設や工業高校等で,だれもが一定期間に確実に技能を身につける仕組みづくりが必要である。 本研究は,これを達成するため,これら巧緻な技を学習者自身が行っている感覚を味わわせる全く新しい技能指導の開発に臨んだ。
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