• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

タンキラーゼ特異的ポリADPリボシル化を標的としたがん治療戦略の最適化

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19H03523
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関公益財団法人がん研究会

研究代表者

清宮 啓之  公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子生物治療研究部, 部長 (50280623)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードタンキラーゼ / ポリ(ADP-リボシル)化 / がん / 分子標的治療
研究成果の概要

タンキラーゼと呼ばれるポリ(ADP-リボシル)化酵素の特異的阻害剤は、大腸がんなどで活性化したWnt細胞増殖シグナルを遮断し、制がん治療効果を示す。本研究は、我々が開発したタンキラーゼ阻害剤の用途最適化を目指し、治療効果を予測するバイオマーカー、再発の原因となるがん幹細胞に対する効果、治療効果を増強させる合成致死因子、細胞傷害性抗がん剤との併用効果を明らかにした。

自由記述の分野

腫瘍治療学

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国では、高齢化・欧米食・肥満などの危険因子が蔓延し、年間5万人以上が大腸がんで死亡している。特に、治癒切除不能な再発・転移がんの根治的薬物療法は未確立であり、新薬の開発・提供が切望されている。今回得られた研究成果は、これまでに難攻不落とされてきたがん増殖シグナルを特異的に攻略する、革新的がん創薬の成功確率を向上させるとともに、がん個別化医療の発展につながるものである。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi