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2022 年度 研究成果報告書

自律神経による心機能制御

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03657
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

石川 義弘  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (40305470)

研究分担者 梅村 将就  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (50595353)
中鍛治 里奈  横浜市立大学, 医学部, 助教 (80845511)
中村 隆  横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (30772371)
奥村 敏  鶴見大学, 歯学部, 教授 (60233475)
横山 詩子  東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70404994)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード交感神経 / cAMP / Epac / 心機能 / 心筋保護
研究成果の概要

cAMPシグナルの下流因子であるEpacによる心筋細胞内における各種ストレス、とりわけ酸化ストレスの影響を検討するとともに、加齢モデルやストレスモデルにおいて、Epacを制御することによるROS産生、心機能変化の分子メカニズムの解明に加えて細胞死に及ぼす効果検討をおこなった。炎症シグナルとの交流では、EP4過大発現モデルを使用し、炎症シグナルが心血管細胞の生存性と病態生理にどのような役割を果たすのかを検討した。Epacの選択的阻害剤を用いた動物実験において、心臓におけるEpac機能と、血管系を個別に検討し、酸化ストレスやカルシウムリークが、心筋細胞の恒常性に大きな影響を与えることが実証された。

自由記述の分野

生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

生体内にはさまざまなシグナル系が存在するが、その相互干渉はあまり知られていない。我々はホルモン刺激の主体をなすcAMPシグナルの下流因子であるEpacによる心筋細胞内における各種ストレス、とりわけ酸化ストレスの影響を検討するとともに、加齢モデルやストレスモデルにおいて、Epacを制御することによるROS産生、心機能変化の分子メカニズムの解明に加えて細胞死に及ぼす効果検討をおこなった。炎症シグナルとの交流では、EP4過大発現モデルを使用した。これらの検証は、炎症やcAMPシグナルが心筋の恒常性に果たす大きさを実証することに結び付いたと思われる

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公開日: 2024-01-30  

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