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2023 年度 研究成果報告書

毛髪及び血中重金属、微量金属と神経発達症との関連に関わる研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03883
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
研究機関信州大学

研究代表者

野見山 哲生  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (70286441)

研究分担者 當房 浩一  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (10741027)
稲葉 雄二  信州大学, 医学部, 特任教授 (30334890)
塚原 照臣  信州大学, 医学部, 教授(特定雇用) (50377652)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード神経発達障害 / 微量元素 / 小児 / 重金属 / 誘導結合プラズマ質量分析
研究成果の概要

本研究の目的は、生体内金属、微量元素と神経発達症との関連を明らかにすることである。その為、本研究では、対象集団を出生時から8歳児までフォローアップし、8歳児の高機能自閉症スペクトラム・スクリーニング質問紙(ASSQ)の高低(19点をカットオフとする)とし、毛髪中の微量元素との関連をみた出生コホート研究を実施した。また、神経発達症患者を症例群、神経発達症患者の兄弟姉妹を対照群とし、両者の毛髪中金属、微量元素の比較を行うものである。本研究により、複数の微量元素と神経発達症との関連が示唆される結果を得た。今後、機序の解明、交絡因子を考慮した検討が必要である。

自由記述の分野

衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む

研究成果の学術的意義や社会的意義

神経発達障害と微量元素との関連は明らかになっていない。今回の研究結果により、複数の微量元素と神経発達障害との関係が示唆された。今後、個別の微量元素と神経発達障害との機序について更なる基礎研究は必要とされ、また、疫学研究で払拭されていない、交絡因子を加味した更なる疫学研究は必要であるが、今後の研究の方向性について、一定の回答を得ることができた意義は大きいと考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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