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2023 年度 研究成果報告書

回復期リハビリテーション病棟におけるEBP実装プログラムの検証

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03955
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

酒井 郁子  千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (10197767)

研究分担者 山本 武志  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (00364167)
西垣 昌和  国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (20466741)
保田 江美  国際医療福祉大学, 成田看護学部, 講師 (20803258)
深堀 浩樹  慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (30381916)
友滝 愛  東海大学, 医学部, 特任講師 (50621835)
松岡 千代  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (80321256)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードEBP / 実装 / リーダーシップ / 教育介入 / 回復期リハビリテーション病棟
研究成果の概要

本研究の目的は、回復期リハビリテーション病棟看護管理者を対象としたEBP実装のためのリーダーシップ教育介入プログラムの効果を検証することである。効果指標としてEBPリーダーシップ尺度、EBP信念尺度、EBPに関する組織文化尺度の日本語版を開発し、介入ツールとしてEBPスキルトレーニング動画教材、リーダーシップ教育動画教材を開発した。これをもって全国の回復期リハビリテーション病棟を地域別に層化し、ランダム化比較試験を実施した。介入群の看護師長のILSの上昇がみられ、看護師長のリーダーシップスキルを向上させることを明らかにした。一方EBPに対する組織の準備性を示す指標に差はみられなかった。

自由記述の分野

看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果の学術的意義は、病棟看護管理者へのEBPリーダーシップ教育介入の効果が検証されたことである。一方、看護管理者個人のリーダーシップの開発がEBPに対する組織の準備性に影響を与えることは検証できなかった。これは今後の研究課題を明示しており、学術的意義といえる。加えてEBP実装のための教育教材、介入の効果指標の開発および介入教材を開発・実施するためのロジスティクスを作成したことである。このことによりEBP実装の際のシステム構築および効果検証研究が実施しやすくなった。また本研究の実施過程において、EBP実装の概念が普及したこと、EBP実装の組織的課題が明確になったことは社会的意義といえる。

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公開日: 2025-01-30  

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