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2022 年度 研究成果報告書

人口減少時代の多様性保全計画:保全される生物と保全する人間に注目した枠組みの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 19H04317
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分64040:自然共生システム関連
研究機関東京農工大学

研究代表者

赤坂 宗光  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70446384)

研究分担者 新田 将之  東洋大学, 理工学部, 助教 (00843781)
角谷 拓  国立研究開発法人国立環境研究所, 生物多様性領域, 室長 (40451843)
内田 圭  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40747234)
郭 威  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70745455)
中島 正裕  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (80436675)
曽我 昌史  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (80773415)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード生物多様性 / 保全 / 保全意欲 / 市民
研究成果の概要

人口減少・高齢化は生物多様性の保全に関わる人材・資金といった資源も減少させうる。広域での面的な保全の計画はこれまで国立公園の設置・管理といったトップダウンのアプローチが取られてきたが、これらの枠組みに市民の参画を取り入れるための枠組みの整理および手法の開発を行った。結果、枠組みが整理でき、代表的なトップダウンのアプローチである国立公園の設置・管理による生物多様性の保全と、市民活動によるボトムアップアプローチによる生物多様性の保全は、対象となる空間・生物が補完的となる可能性が示唆された。これらと併せて、地域スケールでの生物分布情報の収集を円滑する手法の開発も行った。

自由記述の分野

生物多様性保全

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、市民の保全意欲について、規定要因の理解だけでなく迅速に取得する方法を明らかにしたうえで、広域での生物多様性保全において、市民の参画が重要な意味を示すことを明らかにした点、および市民の参画がより求められる区域の特徴を明らかにした点に、社会的な価値がある。また、これまで広域での保全計画に市民の参画を組み込んだ観点などに学術的な高い新規性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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