Ema Ushiodaの英語動機づけ理論(PICT, CDST)の研究と応用実践については応用言語学と外国語としての英語教育の世界に限られていた。そこに人格形成、スピリチュアリティといった教育学と心理学、さらには公共哲学(政治学と倫理学と哲学)という別の学域を巻き込むことで、彼女の動機づけ理論をより正統的(学際的)な観点から検証することを試みた。同時その融合モデル(理論構築)を作りあげて大学英語授業に還元していくことは、教育ならびに学術的に意義がある。加えて大学英語を取り巻く流れに新たな視点(例.英語学習スタイルの見直し)を差し込むことができた。
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