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2023 年度 研究成果報告書

近代ハンガリーにおける改宗―個人から見る宗教・教会の意味と役割

研究課題

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研究課題/領域番号 19K01078
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
研究機関大阪教育大学

研究代表者

渡邊 昭子  大阪教育大学, 教育学部, 研究員 (20293144)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード教会 / 宗教 / 改宗 / ハンガリー / ローマ・カトリック / 婚姻
研究成果の概要

18世紀後半から20世紀前半にわたるハンガリーでの改宗について、ローマ・カトリック教会の文書をもとに個別事例を分析した。改宗が、原則的には信仰を理由としながらも、教会からの経済的支援の取得、社会生活上の利害、婚姻に関する問題の解決などの現実的理由を背景にしておこなわれてきた事例が少なからずあることを明らかにした。

自由記述の分野

歴史学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ハンガリーでは18世紀から19世紀末にかけて、国家が教会と分離し、婚姻などの制度を整備してゆく。そのなかで、宗教や教会が、政治的位置づけや社会的役割を変化させながらも、人々の生活の多様な面に影響を与え続けてきたことを具体的に明らかにした。個々人の生活のなかでの宗教や教会の役割を読み解くための方法の事例を提示し、現代社会における宗教や教会がもつ影響力を歴史的に考察する必要性を提起した。

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公開日: 2025-01-30  

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