研究課題/領域番号 |
19K01912
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
須藤 美音 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20581812)
|
研究分担者 |
松田 早里 (保科早里) 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (80646612)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 病棟看護師 / 疲労 / ストレス / 知的生産性 / コミュニケーション / 集中 / リフレッシュ |
研究成果の概要 |
病棟のスタッフステーションに休憩室・休憩スポットを導入し、その効果を検証した。3年未満の看護師は0.05回から0.50回に増えた。休息スポット前のコミュニケーションについては、10秒程度短い会話は40.0%増加した。 病棟看護師のスタッフステーションに集中ブースを導入し、その効果を検証した。業務のしやすさに関する評価としては、「作業への集中」は、集中ブース導入前と比較して集中しやすいという回答割合が38%増加した。「リラックス」はリラックスしやすい側の回答が18%増加した。
|
自由記述の分野 |
建築環境工学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、短期的な視野で看護業務の生産性が研究・実施されてきたが、本研究では知的労働者としての持続可能な働き方を提案し、実証した。短期的にはリフレッシュ、コミュニケーションは生産性が低いものととらえられがちであったが、本研究では、長期的な視座から新たな働き方を提案した。これは、SDGsという観点から意義のあるものであると考えられる。
|