研究課題/領域番号 |
19K02032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
異島 須賀子 久留米大学, 商学部, 教授 (20336069)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 監査上の主要な検討事項 / KAM / 監査の期待ギャップ / 監査の透明性 / 監査報告書の情報価値 / 監査報告書の変革 |
研究成果の概要 |
日本でも2021年3月期決算から監査報告書に「監査上の主要な検討事項(KAM)」を記載することが義務づけられた。 本研究では,KAMの意義や効果を論証し,日本におけるKAMの特徴を解明した。KAMは,監査の透明性と監査報告書の情報価値の向上に貢献することによって,監査の期待ギャップを軽減する可能性があることを理論的に明らかにした。また,2020年3月期の早期適用事例および2021年3月期の強制適用初年度のデータを用いて,KAMについて定量的かつ定性的な分析を行ない,日本におけるKAMの特徴と傾向を析出し,日本における今後のKAMのあり方についてのインプリケーションを示した。
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自由記述の分野 |
会計監査
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本でも2021年3月期決算から監査報告書に「監査上の主要な検討事項(KAM)」を記載することが義務づけられた。KAMは,これまで表に出ることのなかった監査人の監査判断や監査手続等をふくむため,監査報告書のあり方を大きく変える可能性がある。それゆえ,KAMについての理論的研究に加えて,実際のKAMに基づく実証研究は,喫緊の課題であるといえる。 このような状況において,KAMの意義や効果を論証し,早期適用事例と強制適用初年度のすべてのKAMを定量的かつ定性的に分析し,日本におけるKAMの特徴と傾向を明らかにした本研究は,学術的意義はもちろん,社会的意義も大きい。
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