研究課題/領域番号 |
19K02055
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
大山 真司 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (00778946)
|
研究分担者 |
TSE YUKEI 国際基督教大学, 教養学部, 助教 (60828408)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | メディア研究 / メディア産業研究 / ストリーミングメディア研究 / インターネット研究 / 文化産業研究 |
研究成果の概要 |
このプロジェクトの結果、SVODがアジアの異なる諸国や地域でどのように受容されているかをメディア言説の分析を通じて明らかにすることができた。また、アジアと英米豪のSVOD研究者とのネットワークを形成することにも成功した。さらに、複数国・地域のカタログデータをコンピューターを使用した新しい方法論を開発し、質的研究のみでは難しい新たな文化的地理学を描くことができた。加えて、Netflixと協働して日本のドラマを分析するレポートを作成し、メディア企業と大学研究者の新たな協働の形を示すことができた。複数の査読付き論文を国際的なトップジャーナルに発表し、研究成果の発信を行った。
|
自由記述の分野 |
メディア研究
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、SVODがアジア諸国でどう受容され、メディア産業にどのような影響を与えているかを明らかにすることで、メディア研究に新たな視点を提供した。特に、複数国・地域のカタログデータをコンピューターを用いて分析する新しい方法論を開発し、質的研究のみでは難しい文化的地理学を描くことに成功した。この研究は、国際的な学術ネットワークの構築にも寄与した。また、Netflixと協働して日本のドラマを分析するレポートを作成し、メディア企業と大学研究者の新たな協働の形を示すことができた。これにより、学術界だけでなく実際のメディア政策や産業戦略にも有用な指針を提供し、社会的意義も高いと考える。
|