新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年1月以降は高齢者施設・小学校・保育園等で実施されていた高齢者と子どもとの世代間交流活動が制限されていたことから、当初の計画に沿った研究遂行が困難であった。そのため、それ以前に実施した小学校5・6年生の児童を対象とした高齢者に関する意識調査の結果を分析し、子どもが単に高齢者との交流経験があったり、同居していたりするだけでは高齢者との交流意向があるとは限らないことを明らかにした。 また、高齢者施設に保育園児が訪問するのではなく、老人クラブに所属している地域の高齢者と屋外で交流を行うための屋外の交流スペースを整備した。
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