研究課題/領域番号 |
19K02296
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
村田 芳博 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (40377031)
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研究分担者 |
奥谷 文乃 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 教授 (10194490)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 辛味 |
研究成果の概要 |
本学医学科学生を対象として、濾紙ディスク法を用いて口腔内カプサイシン検知閾値を測定、辛味受容体遺伝子の一塩基多型(SNP)との相関を解析した。その結果、カプサイシンに対する検知閾値のヒストグラムは、低閾値群と高閾値群の二峰性を示した。この2群間で辛味受容体遺伝子TRPV1のexon領域における既知SNPを対象としたハプロタイプ解析を行ったところ、l7通りのハプロタイプが存在し、ある1つのハプロタイプが低閾値群に特徴的であることが分かった。
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自由記述の分野 |
感覚生理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では遺伝的背景として辛味受容体遺伝子に着目し、疾患・投薬リスクとの相関が既に報告されているSNPに焦点を絞って解析を行った。これによりメカニズム解明、研究成果の応用可能性への先鞭が付けられた。すなわち、食嗜好形成のメカニズムに基づいた食品開発、栄養指導、治療への応用に留まらず、辛味感受性を利用した感覚機能検査法、疾患・投薬リスクの簡易診断法などへ応用する道などが期待される。
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