調査対象者30人の行動段階は、行動調査の結果から、減塩、野菜摂取など10項目で食生活習慣をTrans Theoritical Modelのレベルにあてはめ非実行群と実行群に分類した。すべての項目で非実行群が7割を超えていた。昼食環境整備前後を比較すると、年齢以外の属性に差はなかった。摂取エネルギーおよび摂取栄養素には有意差はなかった。実行群では昼食環境整備後において、食品群摂取量について漬物摂取量が有意に低く、食事の意識が変化したと回答した割合が有意に高く、食行動について食塩を控えるようにした、食物繊維および野菜を摂取するようにしたと回答した割合が有意に高かった。
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